2020-05-10

週刊YMN Vol.10


GWのステイホーム生活、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。自分は読書にネットフリックスにと、お手本のような巣篭もりライフ(だと思いたい)。

今週は、そんな中でハマったもの、読んだもの、聴いたものの紹介です。




攻殻機動隊にハマる

そもそも攻殻機動隊シリーズって観たことなかったんですよ。避けてきたわけではないのですが、いろいろありすぎて何から観ていいのかわからない感じで……。

それが今回、Netflixで配信の最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』を観始めてしまい、見事に沼にハマってしまいました。SAC_2045→SACと観て、現在2nd GIGを視聴中です。

1期と2期をすっ飛ばして観るのもどうかなー、とは思いながらも、イリヤ・クブシノブさんのキャラデザや3DCGの質感が個人的にはツボにハマりました。ただ、今回の3DCGの試みはファンからは結構批判が多いみたいですね。自分は前半の対ポストヒューマンとの戦闘シーンなんかはかなり迫力があって良いと思うんですけど。シーズン2に期待!

『月の光 現代中国SFアンソロジー』を読む

一冊目、と言いながらこの『月の光 現代中国SFアンソロジー』が思いのほかボリュームがあったので(あと攻殻機動隊にハマってしまったので)、結局GW中に読めた本はこの一冊だけでした。

去年、劉慈欣の『三体』を読んでから「中国SFおもしれえ!」の気持ちが高まり、このアンソロジーの前作にあたる『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』に続いて3冊目の中国SF本。

複数作家による短篇集なので、もちろん著者や作品によって好き嫌いはあります。だけどその中から、気になる作家が見つかるのはとても楽しい体験です。個人的には「サリンジャーと朝鮮人」韓松、「金色昔日」宝樹、「未来病史」陳楸帆、あたりが好きでした。もっと日本語訳で読める作品が増えるといいなー。

藤井太洋『アンダーグラウンド・マーケット』を読む

GW中には読み終わらなかったのですが、藤井太洋さんの『アンダーグラウンド・マーケット』も読みました。最近はSF熱がかなり高まってます。

藤井太洋さんの作品は『Gene Mapper』、『ハロー・ワールド』に続いて3作目。やっぱり藤井さんが綴るSFの魅力は、現実世界からわずかに逸れて分岐したような既視感のある近未来と、スピーディーなストーリー展開ですね。今作も移民や仮想通貨「N円」を巡って、「ありえない」とは思えないSFの世界が楽しめます。

TaiTan/Dos Monos・玉置周啓/MONO NO AWARE『奇奇怪怪明解事典』を聴く

ラストはDos MonosのTaiTanくん、MONO NO AWAREの玉置周啓くんによるポッドキャスト『奇奇怪怪明解事典』。以前、TaiTanくんのラジオで周啓くんがゲストで出演した回を聴いていたので、そこから相当意気投合したんだなーと。

Dos Monosと言えばblock.fmでの『TOKYO BUG STORY』。ハイセンスなインテリ感と底なしのオタク感、少年みたいなアホっぽさが絶妙にごちゃまぜになっていて、めちゃくちゃに面白いのですが、そのTaiTanくんと周啓くんで「言葉」をテーマにした番組やっちゃいますか! と期待大で聴きました。ちなみにSpotifyで聴けるの超便利。

もうね、ぐだぐだ感となるほど感がたまらんですね。ふたりが「日々を薄く支配するまだ名前のない奇怪現象に名付けを試みる」番組なのだけど、お互いに共感出来ない部分があってギクシャクしたり、名付けが滑ったり、かと思ったら絶妙な命名に唸らされたり。

くだらないようでいて、ハイセンスな二人の思考にゆるく浸かれる感覚が良いですね。もう第3話まで配信されていて、なかなかのハイペース。また日々の楽しみが増えました。

週刊YMN Vol.9

週刊YMN Vol.8





関連記事