週刊YMN Vol.8
今週の一枚:錯乱前戦『おれは錯乱前戦だ!!』
今週の一枚は、今こんなにもストレートなロックがあるのか、そう思わずにはいられない錯乱前線の1stです。
仕事でもプライベートでも「コロナコロナ」で、正直もう嫌になってしまう今日この頃。特に音楽業界は、ライブやフェスの中止・延期が相次ぎ、気持ちも沈む一方……。こんなときは、こういう頭を空っぽにして聴ける、素直に「かっこいい」と言える音楽が聴きたくなるものです。
ちょうど環七フィーバーズでも特集されていたのでぜひ。彼らの音楽やバンドに対する思いも語られています。個人的には、山本くんの演奏時との雰囲気のギャップがたまらないです。
去年のサマソニでJohnnivanと出番が被っていたので観れなかった錯乱前線。今年はぜひともライブを観たいバンドの一つ。
Johnnivan、Dos Monosが新曲、No Busesがシングルをリリース
今週末は特に期待してる若手アーティストの新曲リリースが続きました。まずはJohnnivan。待望のデビュー・アルバム『Students』のリリースが4/15に決定。
そのアルバムからリードシングル「Danced Once」が解禁されました。Johnnivanらしい、どこか不気味なかっこよさというか、ダークでグロテスクなポップというか。不思議な感覚で踊らされてしまう一曲に仕上がってます。4月のアルバムリリースが楽しみです。
【ライブレポ】サマソニ2019でJohnnivanを観た!!
13日の朝起きると、突如リリースされていたのがDos Monosの新曲「Rojo」。相変わらずガツンと来ますね。常に衝撃的。
アジアンテイストなイントロから、予想がつかない曲の展開。強烈な低音ビートもたまりません。
スペイン語で「赤」を意味する「Rojo(ロホ)」は、ローマ字読みで「籠城」を暗示し、さらに彼らにとっては「朗報」を意味する……とか、もうほんとに荘子itくんは天才かと。かっこよすぎるぜ。
Dos Monos、“籠城”を強いられた人々への“朗報”となる新曲「Rojo」配信(コメントあり)https://t.co/zUA0ia4tjn pic.twitter.com/05vydxbr3b
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) March 12, 2020
5月に新譜も出るということで期待大!
明日3/13からImagine Siblings, Number Four or Five, Trying Tryingのシングルがサブスクリプションでリリースされます!
CDもライブハウスを中心に販売予定です!1. Imagine Siblings
2. Number Four or Five
3. Trying Trying1000 yen (+tax) pic.twitter.com/J5Xgg3Fqah
— No Buses (@no_buses_band) March 12, 2020
そしてNo Busesは3曲入りのシングルをリリース。すでにYoutubeでMVが公開されていた曲なので、新しい曲!というわけではないのですが、サブスクやCDで音源として聴けるのはうれしいです。
特に「Trying Trying」は、昨年の年始にライブセッション動画が公開されてから、ずっと大好きな曲だったので、とてもうれしいです。アルバムに収録されなかったときは、正直ちょっと落ち込んだので。それにしても、新曲やシングル、EPもバンバン発表してくるあたり、彼らの溢れ出る才能が頼もしい(近藤くんはソロでの活動もしてるしね)。
2019年ベストアルバム-前編 South Penguin、Tempalay、No Buses