2020-02-28

【追記あり】Foals ジャパンツアー2020を諦めて思うこと


【追記】Foalsジャパンツアー2020はこの記事執筆後の3月1日、延期が決定しました。だけど、書いた瞬間の気持ちを残しておきたいので、記事はこのままにしておきます。いつかFoalsの来日が決まったときには、みんなで今の悔しい気持ちを爆発させましょう……!!

———————————————————–

この数日、何度Twitterで「Foals」のワードを検索したことか。3月3日から5日にかけて行われるFoalsのジャパンツアー。開催するのか、それとも中止になるのか。海外アーティストの来日公演が次々と中止・延期になる中、自分と同じ思いの人がたくさんいたと思います。

そして遂に今日、ライブを主催するSMASHから公式アナウンスが出ました。

最高だ。かっこよすぎるFoals。ありがとうFoals。こんな状況の日本に突っ込んできて、3公演全て決行するなんて。

だけどその一日前、自分はある決断をしていました。

生きる糧だったFoals ジャパンツアー2020

自分がFoalsにガッツリハマったきっかけは、昨年のサマソニへの出演が決まったこと。振り返ってみると、ちょうど一年前の2月でした。 このときからサマソニにかけて、そして単独来日公演が決まってから今日まで。2枚の新譜を含めて一番聴いたバンドは間違いなくFoalsです。

一般チケットが瞬殺で売り切れてFoals難民が続出したことを考えると、3Days先行で申し込んでいたがゆえに、サマソニ2019で初Foalsを堪能できたことはとてもラッキーだったなと思います。

【ライブレポ】サマソニ2019でFOALSを観た!!

そしてサマソニでのヤニスの発言通り、今回のジャパンツアーが決定。もちろんサマソニも最高だった。でもさらに単独で観れるなんて、それは至高の瞬間になる。この半年間、楽しみにし続けました。速攻で有給休暇を申請し、半年前から仕事にプライベートに調整を重ね……。もうこの3月のライブに向けて生きていました……。本当に楽しみだった。生きる糧だった。

自分の音楽生活について改めて考える

じゃあなんで、そんなに楽しみにしていたライブを諦めてしまったのか。それはもう冒頭に書いた通りなのですが、もうちょっと詳しく書きたいなと思います。

まず第一に、自分は医療機関に出入りする仕事に従事しているから。自分が感染するかしないか、生きるか死ぬかの選択であれば、もちろんFoalsの熱い気持ちに真っ向からぶつかりたいです。ライブ中には本気で死んでもいいと思えるかもしれない。だけど、感染が生死に直結する高齢者、それも不特定多数の人達に対するリスクまでは犯せないと思いました。

今の状況でも、ライブに一回いっただけで自分が感染し、さらに他の人に感染する、という可能性はかなり低いと思います。ただ、自分は東北からの遠征なので新幹線も利用するし、宿泊施設にも泊まります。旅行先のライブで踊りまくれば、疲労で免疫力も普段より落ちるでしょう。自宅から通える人たちと比べると、多少なりとも感染のリスクは高いと自分は考えました。

間接的とはいえ、人の命と関わる仕事をしている。そしてこれからお子さんがいる会社の人達はさらに大変な思いをするなかで、「リスクがほんの僅かだから大丈夫」という考えは不誠実だなと。

正直、普段の仕事の中で大きな使命感を持って働いているかと言えば、恥ずかしながらそんなことはありません。でも、自分が今こうやって好きな音楽を聴いて、ライブに足を運んで楽しめるのは仕事で給料をもらってるおかげなので。「ライブに行くため」と休暇を申請するわけではありませんが、「ライブに行きます」と言っても嫌味を言われたりすることがないのは、それなりに恵まれた環境だとも思います。そういう環境に対して、少しでも誠実でありたい。

あとは、彼女様に東京行きを心配されたことも理由の一つです。これもまた単純に価値観の話かもしれませんが、大切な人を不安にさせてまでライブに行って、心の底からFoalsのパフォーマンスを楽しめるだろうか。もやもやを抱えたままでは、サマソニのときに思わずモッシュに飛び込んだあのときの興奮には到達できないんじゃないかと思いました。

そしてそういった思いを抱えながらライブに参加することを選択し、万が一にも感染してしまったら。自分の大好きな音楽やライブを、その先ずっと今まで通り楽しめなくなってしまうんじゃないかと思います。以上が今回のライブを諦めた理由です。

と、なんだかかなり暗い話になってしまいましたが、ライブに行くのを自粛しようという話ではまったくないです。自分はこういう選択をしてしまいましたが、寧ろFoalsの気持ちに応えることができる人たちには、本当にライブを盛り上げてほしい。もうバチクソに。死ぬほどぶち上がって欲しい。

Foalsを多くの人に知ってもらえるチャンス

そして思うことがもう一つ。日本全国大自粛モードのなか、国内バンドでは東京事変がライブ決行を決めましたが、海外で最も勢いのあるロックバンド、Foalsがそれに続く形となりました。これってこの激ヤババンドFoalsを日本国内の人たちに知ってもらうチャンスじゃないですか?

コロナウイルスによって、あらゆるイベントが中止に追い込まれ、フラストレーション溜まりまくりの人たちに、自分はFoalsを知ってほしい。危険、無謀と思う人もいるかもしれないけれど、そんななか日本に突っ込んできてとてつもなくエネルギッシュなライブをするバンドがあるのだと。

なんてったって、まだ今の時点で3公演ともチケットが買えるんです。諦めてしまった自分が言うのは、本当におかしなことかもしれないけれど、俺は今からでもチケットがソールドして物凄いライブが実現して欲しい。今の日本人が抱える鬱憤をド直球でぶつけられるバンドがFoalsです。好みのバンド、アーティストのライブが中止になって打ちひしがれている人には、ぜひ足を運んでほしい。絶対にそれだけの価値がこのライブバンドにはあります。

ライブに行く人達には、Foalsの気持ちに全力で、真っ向からぶつかって欲しいです。そしてライブまでの数日間、自分のように諦めざる得なかった人も含めて、Foalsを愛する人は少しでも多くの人たちにこのバンドの存在を拡めていく使命がある。もちろん大前提として、徹底的な予防と体調不良がある場合の辞退は忘れてはいけませんが!

Foalsのジャパンツアー2020決行は、歴史的な事件ですらあると思います。同時に自分の音楽人生にとっても大きな出来事にもなりました。当日ライブに行ける人も行けない人も、Foalsのライブ大盛況に向けてできる限りのことをしていきましょう! では!

【サマソニ反省会】FOALS単独来日が決まって思うこと。

サマソニ2019期待のアーティスト② FOALS(フォールズ)Part1―サマソニで踊り狂うために抑えておきたいライブ&セッション動画

サマソニ2019期待のアーティスト④ FOALS(フォールズ)Part2―サマソニで踊り狂うために抑えておきたい最近のライブ&新曲

 





関連記事