2018-07-25

【今週の一枚】D.A.N.-『Sonatine』-夏とカレーとマイ・サマーソング


暑い暑い、毎日暑い。暑いのに食べたくなるのがカレー。夏と言えば、カレー。みんなカレーを食べてる作ってる。

「夏と言えばカレー」と言いたくなるように、「夏と言えば」という曲がある。もちろんBEGINとかサザンとかTUBEとかそういうのも夏の曲。でも、夏を歌った曲や夏に発表された曲じゃなくても、一人ひとりがそれぞれ「あの夏」に聴いた曲はそれぞれの夏の曲になると思ってる。

自分の場合、トロ・イ・モアの『Underneath the Pine』なんてそう(発表2月じゃん)。ただ、自分がその音楽に出会ったのが夏というだけ。うだるような暑さでも思わず踊りだしたくなる。

 

The 1975の『The 1975』。初めて行ったサマソニで見逃して、そのあとハマった。前も書いたけど、当時の恋人に振られてウイスキーを飲みながらひとり夏の蒸し暑い部屋で踊った。(ちなみに最近のPVを見たらマシューの髪がオレンジになっていて驚いたよ……)

 

ほんの一時期しか聴いてなかったけどCultsの『Static』もさわやかな夏の一枚。涼しげなライトブルーのジャケットとポップなギターサウンドが夏を彩ってくれる。

 

そんでこの夏。先週発表されたD.A.N.のセカンドアルバム、『Sonatine』。この一週間、ずっと繰り返し聴いていたんだけど、これがどうにも今年の夏の一枚という感じになりそう。

なんと言っても、ずっと聴いていられる。日本語で紡がれる歌詞の一語一語に耳を澄ませても、生活をしながらBGMとして流しても、その思わず身体が動いてしまうビートに合わせて街を歩いても、まったく飽きない。

自分がD.A.N.と出会ったのは2年前の冬で、D.A.N.の楽曲もどちらかというと温かさというよりは、冷たさを感じるのであまり夏のイメージはなかった。

今回の曲も、温かいよりは冷たいだと思う。でも、考えてみると冷たいっていうのは冬だけじゃなくて、夏にも合う言葉なんだよね。もとは水族館の水槽の光の写真を反転させたっていう暖色のジャケットもなんだかそういう面白さを感じる。

タイトルになっている「ソナチネ」とは音楽用語で「短い器楽曲」とか「短いソナタ」というような意味があるらしい。北野武監督の映画「ソナチネ」とも「ちょっとリンクしている部分もある」らしく、気になっている。配信サービスがあればこれを機にまた少し映画でも見ようかなと思ったんだけど、イマイチ選択肢がなかったので保留中。

 

この夏は、カレーで汗を、D.A.N.で涼しく。

 





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