2018-07-21

何かに心酔するということ。


今日は久しぶりに何も予定がない休日で、朝もだらだらと10時前まで寝ていた。ちなみに明日も何も予定がない一日なのでサイコーである。

起き上がって、朝食の用意をする。まだ瓶に残っているしょっぱすぎるザワークラウトを包丁で刻んで、溶き卵と混ぜる。そこに、昨日の夜炒めてタッパーに詰めておいた鶏ひき肉も混ぜて、フライパンで炒める。卵が半熟になったタイミングで丼の中のごはんの上にかける。何もない土曜日の朝は手抜き親子丼で済ませた。

食べ終わるともう12時前。コーヒーを飲みながらインターネットをして、何をしようか考える。ふと、ラックにおいてある女王蜂の『A-全国ツアー2017-』のDVDに手が伸びる。

この頃思うのは、今までいろいろなバンドを聴いて、熱中してきたけれど、ここまで自分が夢中になるのは初めてだなということ。それは、ライブDVDを予約購入して、その音源をそれ以来聴かない日はないくらいに聴き込み、遂には今まで行ったことがなかったライブハウスでの単独公演のチケットを発売開始日に申し込んでしまうほどに。

初めての女王蜂ライブ! 初参戦の自分が知りたかったことまとめ

女王蜂の何にそこまで惹かれるのだろうか。音楽性とか、演奏技術とか、ビジュアルとか、信念とか、ライブのときのそれぞれの仕草とか、もう全てもすべてに惹かれていると思う。それには「心酔」という言葉がぴったりだなと思う。

例えばアイドルやロックバンド、芸能人やスポーツ選手、あとはアニメや宗教なんかも。人は大抵、他人が何かを猛烈に慕っていたり、信仰していたりする状況について少し引いた視点で見ることが多いと思う。もちろん、その対象が同じであれば、意気投合して盛り上がることもあるだろうけど、大抵はその気持ちに同調はできないし、場合によっては嫌悪すら感じることもある。

自分は今まで、アイドルにハマったこともなかったし、宗教については大学生の頃こそ関心を持って研究したものの、「宗教こそがすべての元凶だ!」なんて思ったこともあった。どちらかと言えば、何かに心酔する人たちを一歩引いたところから眺めていた人間だった。

初めて、女王蜂のライブを見て、同じく女王蜂に心酔するたくさんの人たちと歌って踊って、何かに心酔することはとても心地良いなと思った。自分の外側にある物や人に、自らの心の拠り所を作ることは、自分でなんでもできる強い人からしたら軽蔑するようなことかもしれない。だけど、何も考えず、他人のカリスマ性や信念に甘えることは心地よいことなのだよ。

毎日せかせかと働いてストレスと疲労ばかりたまる現代人には、自分の納得いかないことに憤ったり、他人を非難してばかりいたりすることよりも、自分が心から好きなものにどっぷり漬かってべろべろに酔っぱらうことのほうが必要なんじゃないかと思う。

それこそ、弱い人間の楽しい人生なんじゃないかなと。

 

 

 





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