2018-06-17

20歳とニューヨーク④ 9.11メモリアル


久しぶりに。20歳とニューヨーク③の続き。

 

2月21日

4日目。フェデラルホール、ウォールストリート、9.11メモリアル。ドラッグストア、スーパーデビュー。
ウォールストリートは迫力があってよかった。

9.11メモリアルは行ってみなければ感じることのできないものがあった。あそこで多くの命が奪われたことを思うと、胸にこみ上げてくるものがあった。
でも、隣接するビジターセンターでビデオを見ていて、感動するとともに、アメリカは感動的なドラマにしたてるのがうまいなあとも思ってしまった。
あの事件の本質は何だったのだろうか。
9.11を只の「狂信的なムスリムのテロリストによる無差別テロ」と捉えるのでは、相当考えが浅いと感じる。
でも、アメリカ人の多くはそれ以上深く考えることはできないだろうし、認めることもできないだろう。
残念だったのは、笑顔でピースサインしたり、慰霊碑に腰掛けてポーズをとったりして写真を撮ってる人が多かったこと。たぶんアメリカ人じゃなくて、観光客なんだろうけど、あの人たちは9.11をうけて、あの場所に立って何を感じるのだろうか。

4日目までドラッグストアとスーパーにすら行ってなかったのか。笑

この日、印象に残っているのはやっぱり9.11メモリアル。覚えている9.11のリアルタイムでの記憶というと、学校に行くのに朝起きると、母親が「大変なことになってる」と言ってテレビを見ていたのを覚えている。のだけど、調べてみたら、事件自体は日本時間の夜9時に起きたみたいなので、その記憶が正しいのかはわからない。まあ、当時小学3年生ということを考えると、当日は寝ていて、朝起きてニュースを見たってところなのかなと思うけれど。

ニューヨークに行ったのが大学2年生から3年生になる冬だったのだけど、自分はそのあと大学で西洋史を専攻して、欧米のムスリムについて研究していくことになる。「研究」と呼べるほどのものではなかったけど。

そのきっかけの一つになったのがこの9.11メモリアルでの経験だったような気もするわけで(違うかもしれないけど)、まあその根底には「アメリカはほんとに正義なのか?」というような大学生特有の世の中に対する懐疑、というか言うなれば大2病みたいなものだったと思う。上の「あの事件の本質」「相当考えが浅いと感じる」とかなかなか熱いですね。笑 ニーチェの『反キリスト者』をわからないなりに読んでみたりもしたし。

 

Computer Magic-Scientific Experience

グライムスとかメロディー・エコー・チャンバーなんかの女性ボーカルのエレクトロポップにハマるきっかけとなったのはコンピューター・マジックだった。そして、このコンピューター・マジックことダンジーちゃんがだぼだぼの宇宙服を着てニューヨークの街をてくてく歩くMVは自分をニューヨークへの向かわせたきっかけのひとつだった気もする。この世界観といい、ダンジーの可愛さといい最高ですねこれは。

 





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