2018-03-14

Spotifyで自分の音楽史を巡るー初めてのフェス、サマソニ2014


音楽が好き。とは言っても、大学4年生までライブには行ったことがなかった。が、なんと今年のサマーソニックはアークティックモンキーズがヘッドライナーを務めると言うではないか!! と意気込んだのは2014年。もう少しで一年になろうかというところで恋人に別れを告げられた春。ブラジルワールドカップで日本が散々な結果だった初夏。そして夏真っ盛りの8月、初めてのフェス、サマーソニック2014に参戦した。

 

生涯ベストアクト Arctic Monkeys

今でも、自分の内側から響いてくるようなベースの轟音に、自分の髪の毛が振動するのが伝わってきたのを覚えている。それまで、直立不動だったのに「I bet~」がかかるやいなや、熱唱し始めた外国人のおじさん。隣で楽しそうに踊っていたサマソニTを着た女の子にドキドキした。自分の体力の限界を超えて跳ねて踊った。「初めてのフェス補正」がかかっているかもしれない。でも自分の中ではこの夜がいつまでもベストアクトであり続ける。

初めてのライブ、めちゃくちゃ近くで観たいけど、やっぱり前の方は怖い……と思いつつ、ベース側中盤くらいで観始めた。でも、「Brianstorm」、「I bet ~」と盛り上がるナンバーごとに前に押し出され、そんな中途半端な気持ちは許してもらえず。最終的にはかなり前列まで行き、肉眼でアレックスをしっかり確認できたのも覚えている(もともと前列にいた人はどこへ……)。

サマソニ2014のセットリストは1stから5thまで新旧入り乱れていた。最終的に20曲をやり切った彼らだが、ヘッドライナーというのはここまでやってくれるものなのかと感動した。本当に「あー、あの曲聴きたかったなー」という気持ちが微塵もないくらいの最高のセトリ。それでいて、アルバムごとにかなり趣向が変わる彼らの曲を、アンバランスさをまったく感じさせずに繋げる勢いに圧倒された。

今年、新譜発表と日本のフェス参戦……なんてことも囁かれた彼らだけど、今のところ夏フェスはなさそうかな? でもでも、また秋ころ発表で来年の夏フェスとかはあるんじゃと思ってる。というか待ってる。

 

圧倒的な歌唱力 Sky Ferreira

1992年生まれで同い年の彼女。あんまり事前の情報を持っていなかったなかったので、本当に失礼なんだけど、なんとなく、こういう外国の女の子って日本でやるパフォーマンスなんてあんまりやる気ないんだろうな、なんてアホなことを考えていた。

熱い思いが伝わってきた、というわけではない。でも、MCもほとんどなしで、楽器隊が轟音を奏でる中、それを上回る声量で淡々と歌う彼女に圧倒され、魅了された。思わず、「すげぇ……」と自然に笑ってしまうほどに。

ドキッとさせられるジャケットや、「Omanko」なんて曲名が話題になってしまうこともある彼女。最近は女優やモデルとしての活動のほうがメインみたいだけど、あのライブに魅せられた自分はずっと新たな音楽作品をずっと待ってる。

 

南アフリカW杯の興奮を Superfly

正直Superflyは有名どころしか聴いたことがなくて、休憩がてら唯一マリンメッセのスタンドから観たんだけど、Superflyもスカイ・フェレイラと同じく、思ったよりも小さくて、かつ負けず劣らずパワフルだった。 そして、ブラジルW杯の結果に鬱々としていた自分にタマシイレボリューソンは南アフリカの興奮を思い出させてくれた。

 

観ればよかった!! Phoenix、The 1975

サマソニ2017では個人的ベストアクトだったフェニックス。ステージ違いでアークティックと少し被ってたので、しょうがないと言えばしょうがなかったんだけど、噂によるとこのときも素晴らしいアクトだったようで、自分のリサーチ不足を後悔。

 

こちらも観なくて後悔したThe 1975。1975はサマソニ後にPVからドはまりした。真夏の自分の部屋で、一人でウイスキーを飲みながら踊った挙句、悪酔いしてつぶれるという酷い思い出付き。たぶん、まだ引きずってたんだね、春の別れを。

この、フェスで観なかったバンドにそのあとハマるっていうのはその後、幾度となく繰り返しているので、今年は参戦予定のフェスの予習は滞りなく行うつもりでいる。

 

とにかく音に圧倒されたフェスデビューだった

この夏を通して思ったのは、とにかくフェスって音がすごい! ってこと。でも、機材や場所の問題なのか、それとも自分の耳の問題なのか、やっぱり思い出補正なのか(たぶんこれ)、そのあとのフェスの音に少し満足していない自分もいる。

とにかく、この夏以降毎年どこかのフェスには参加しているし、そこでまたいろいろな音楽との出会いがある自分だけど、もし、このフェスが期待外れだったら(そんなわけあるはずないけど!)、こんな人生は送ってないかもしれない。この最高のフェスを経験できたからこそ、今の人生がある。ありがとうサマソニ!

とにかく、アークティック、スカイフェレイラのライブがまた観たい。あと新譜ね。日本で待ってるよ。ほんとに。





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