2018-02-04

「NEOカワイイ」の衝撃―今年のファーストインパクト、CHAI


年、一発目の衝撃。といってもブレイクしたのは去年かららしい……。自分が知ったのもモノグラフさんの去年のまとめ記事(その前に「CHAIはもっと評価されていい」みたいなツイートを見かけて、Chayが浮かんでスルーした覚えはある)。ではあるんだけれど、兎にも角にも自分にとっては今年最初のブレイクバンド。CHAI。すごい。音がエグい。

ゴリゴリのリズムに、絶妙カッティング、そして圧倒的歌唱力

ミラクル双子のマナ・カナに、ユウキとユナの男前な最強のリズム隊で編成された4人組、『NEO – ニュー・エキサイト・オンナバンド』、それがCHAI。

CHAI – Official Website

とのことで、2013年結成の4人組ガールズバンド。でも音がもうガールズバンドのそれじゃない。最近、初見というか初聴でビビッとくることが少ないのだけれど、初めて開いた「N.E.O.」のMVをみながら「すげぇ……」って口半開きに。まず、最初に圧倒されたのがユナとユウキのドラムとベースのリズム隊。さらにカナの泡のようなカッティング。正直、技術的なことに関しては知識がないので、あんまりあれこれ言えないのだけれど、うまいよね!?と。イントロからここまで体がもっていかれる曲ってあんまりない。そして、マナのパワフルな歌声。この堂々とした音。これは、生で聴きたくなる……。

”コンプレックスはアートなり”に考えさせられる

「毎日、毎朝、鏡に向かって自分のコンプレックスだと思うところを「かわいい」って言い続けたら自信になったの」

「こういう女バンドがあるってことを伝えたい。今のガールズバンドの価値観を覆したい」

「グラミーが通過点で、かわいいの価値観を変えたい」

グラミー賞を通過点に!「NEOかわいいバンド」CHAIインタビュー【SPACE SHOWER NEWS】

「音楽」といっても、その音楽性「のみ」で評価されることは無くて、そのビジュアルやバックボーンから想像されるイメージというものがついて回る。覆面や被り物、顔出しNGだってその匿名性込みのアイデンティティが付与されて、もちろんそれありきのプロモーションがされる。それについて、良いとか悪いとかは無いと思うのだけれど、「良い音楽」とは何かって考えると「CDが売れればいいのか?」というような議論も頭に浮かぶ。見た目だけでも食べていける人たちがいて(もちろんその裏にも血の滲むような努力がある)、もし同じ音楽をやっていたって、世間的に可愛いほうが、かっこいいほうが、CDだってそれだけ売れる。そんな世の中で、「コンプレックス」を「コンプレックス」として前面に押し出して武器にする彼女たち。闘える彼女たち。そのスタンスに、もうかわいいの価値観だけでなく、かっこいいの価値観も変えられてしまう。

 

MVサイコーだよ

おすすめMVの紹介。

 

 

 

ちなみにウォーキング・スターっていう曲のイントロがダイナソー・Jr.っぽいと思ってる。

 


PINK [ CHAI ]





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